配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「ピーキーブラインダーズ」ネトフリ100本チャレンジ#56

ピーキーブラインダーズ Netflix
日本プロ野球も開幕し、いよいよ球春到来であります。
…最近野球人気も凋落の一途を辿り、「球春」なんて言葉
めっきり聞かなくなってしまったような気も致しますが
長年ベイスターズファンを続けている阿覧澄史あらんすみしです。
小学生の頃、ワタクシの地元だった川崎をフランチャイズにしていた
大洋ホエールズを応援し始めてからはや50年(半世紀だよ!)。
その間ほとんど負け続け、優勝したのはたったの一回?!
それでもなお応援し続けるバカっぷりは
ワタクシの人生を象徴しておるのかも知れません。
クー。
その上ついに今年スカパープロ野球パックに加入してしまい
ベイスターズ全試合のフォローを目論んでおります。
もう、ネトフリチャレンジどころじゃないかも…。
 
ネトフリチャレンジ56
ピーキーブラインダーズ」
2013年〜2022年 英
監督 アンソニー・バーン トム・ハーパー ほか
出演 キリアン・マーフィー ポール・アンダーソン 
   ヘレン・マックローリー トム・ハーディ
(6シーズン 36話)
 
工場の火花が飛び散り、共産主義者がストを煽動する煤けたスラム街で
シェルビー兄弟を中心としたギャング「ピーキーブラインダーズ」が
対立するギャングと縄張りを巡って血みどろの抗争を繰り返し、
ロンドンから派遣された悪徳警官と対決するー。
 
ボスのトーマス・シェルビーを熱演しております。
 
何しろ映像がスタイリッシュ
時代設定や衣装に雰囲気があり
なおかつ一筋縄ではいかない意外性のあるプロットで
役者も揃って納得の演技をしております。
ユダヤのボス役、トム・ハーディが楽しそう)
 
そういうわけでワタクシ、1シリーズ、2シリーズと
満足して見続けてまいりました。
しかし物語が進み、組織が大きくなりボスが偉くなってきますと
どうしても活劇が少なくなり、人間ドラマや内面の葛藤が
メインになってまいります。
これは仕方がないのでありますが
主人公トミー・シェルビーの「心象風景」が続いて
わけのわからんイメージを延々繰り返すという表現は
やや退屈であります。
 
洋の東西問わず、映像クリエイターたるもの
隙さえあらばみんなコレをやろうとするんだよなー。
(どんな娯楽映画でも)
作家性」とか言って。
 
ファシズムが台頭する時代、血みどろの半生を送ってきたトミーが
岐路に立って苦悩する」みたいな話もありだとは思うのですが、
ワタクシ的にはできれば前半の活劇のイメージを持続して
作って欲しかったなと思う次第でありました。
 
余談
このシリーズ、近来稀に見るほど登場人物がタバコを吸うシーンがたくさんあって
(特にキリアン・マーフィがずーっと吸っている)
もうそれはうっとうしいほどで、
いまだにかなりのヘビースモーカーであるワタクシが
気持ち悪くなるぐらいであります。
逆にタバコ吸いたくなくなる効果があるのかなと思ってしまいました。
 
というわけで第56弾「ピーキーブラインダーズ」でした。
次回初マーベル「Titans タイタンズ」に突入致します。
がんばれベイスターズ!今年こそ優勝だ!(失礼しました。)
 

「D.⭐︎P. ー脱走兵追跡官」ネトフリ100本チャレンジ#55

DP 脱走兵追跡官 Netflix
皆様いかがお過ごしでしょうか。
還暦を過ぎ気力体力共に控えめな阿覧澄史あらんすみしでございます。
当ブログも3年目に突入し、ネトフリチャレンジに気合を入れて
取り組んでいかなくてはと固く心に誓っておったのですが、
どうもチャレンジ課題を見る気にならず、ブログが遅々として進まぬ
今日この頃でございました。
 
「季節はもう春。人間は自由に生きるべきだし、
世の中には楽しいことがたくさんあるし、見てない映画もたくさんある。
ネトフリにも面白そうな作品がたくさん並んでる。
なのになんでオレはこういったよーなものばかり見なくてはいけないんだ。
人生は短い(特にじじいには)。自由博愛平等。戦争反対!」
などと渋茶を飲みながらひとりごち。
ようやくネトフリのボタンを押すのですが
ついチャレンジに関係ないものを見てしまうという日々を
繰り返しておりました。
 
最近見たのは
プルートゥ」(アニメ全8話・鉄腕アトムのリメイク)
「スタンドバイミー」(映画・再見 子供主人公ものの名作!)
「グリーンブック」(映画 黒人ミュージシャンと白人運転手の友情もの)
「この世界の(さらに一つの)片隅に」(映画・アニメ ディレクターカット版)
戦場のメリークリスマス」(映画・再見 今見ても奇跡のような企画)
キャストアウェイ」(映画 トムハンクスの漂流もの)
ジーサンズ 初めての強盗」(映画 じじいが銀行を襲うハナシ)
「ブルージャイアント」(映画・アニメ 上原ひろみの音楽が良い)
マンガと古い映画ばっかり見てんじゃん!
 
これだけならまだ取り返しはつく(?)のでありますが
つい「グッドドクター・名医の条件」第1話を見てしまい
勢いで5シーズン全部(6シーズン目はネトフリでやってなかった)
見るという暴挙に出てしまったのであります。
(最初は面白かったけど、後の方は惰性で見ていた気がする…)
その後医者ものツナガリで「ドクターハウス」(全177話)見始めそうになったのを
どうにか堪え、今日に至る次第です…。
 
ネトフリチャレンジ55
「D.☆P. ー脱走兵追跡官ー」
2021年 韓国
原作・脚本 キム・ポトン
監督・脚本 ハン・ジュニ
出演    チョン・ヘイン ク・ギョファン キム・ソンギュ
(2シーズン 12話)
 
徴兵され入隊したアン・ジュノは普通の兵士から、
スカウトされて脱走兵追跡の部署(DP)に配置される。
そこで見たのは、普通の若者たちが閉鎖された軍隊の中で
いじめにあったり、差別されたり、
もがき苦しむ姿であったー。
 
韓国に徴兵制度があることは知っておりましたが
どう言うものなのか具体的に見たことがなくて
こういったドラマで見れて興味深うございました。
つい日本にもあって、自分だったらどうするかとか考えながら見てしまいます。
「もうじじいだから徴兵はされないだろうけど、
若い時だったらどうだろう?やっぱり軍隊は無理かなー。
徴兵拒否とかできるだろうか?」とか…。
 
この作品では、軍隊に適合できず逃亡した若者や
軍の中でのいじめ問題、ジェンダー問題、
北とのこととか出て参ります。
現実的にある軍隊内部の問題を提起しつつ
脱走兵探しのコミカルなバディもの探偵ドラマにするという
企画意図は意欲的で面白うございます。
 
難を言うと、エピソードが
「さもありなん」と思っていたことでしかなく
(昔の日本の戦争ものの映画やテレビで
見たことあるようなシチュエーションが多い気がした)
想像を超えるような現代の軍隊のリアリティのようなものは
出てこず、ちょっと肩透かしかなというところでしょうか。
 
そういうわけで、紆余曲折ありましたが
チャレンジ50本めの「今、私たちの学校は…」から
6本連続で韓流ドラマと言う試練をなんとかこなすことができました。
なんだか韓国に詳しくなったような気がいたします。
(韓国人はインスタントラーメンが好き、とかね。)
次回、ようやく洋物ドラマ「ピーキーブラインダーズ」であります。

「マイネーム 偽りと復讐 」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#54

マイネーム 偽りと復讐 Netflix
阿覧澄史あらんすみしです。最近一番面白かったことは
リッチー・ブラックモア(*1)はABBAのファンだった!」
というネット記事でしょうか。
 若い人にはなんのこっちゃ判らんと思いますが
かつての(今も?)カリスマハードロックギタリストが
「当時ABBAが好きなんてかっこ悪くて言えなかった」
とインタビューで答えています。
もうトシとって
どうでもよくなってきたのでありましょう。
 
ワタクシも若かりし日はゴリゴリのロックファンで
ABBAとかディスコものとかフォーク、歌謡曲
バカにしておりましたが
ホントは隠れて中島みゆき聴いて
メソメソしたりもしていたものです(*2)。
 
今や音楽にはなんのこだわりもなく、まとめて「懐メロ」ですけどね。
 
(なお今回「なんのこっちゃわからん人」向けに「注釈」も入れております。
 読まなくても支障はありませんが…。)
 
ネトフリチャレンジ54
「マイネーム 偽りと復讐」
(2021年 韓国 1シーズン 8話)
脚本 キム・バダ
監督 キム・ジンミン
出演 ハン・ソヒ アン・ボヒョン
 
<あらすじ>
父親が「ヤクザもの」だと学校でいじめにあっている女子高生ユン・ジウ。
しかしその父親が殺された時、ジウは復讐を誓うー。
父親の親友である犯罪組織のボスの後ろ盾を受け、名前を変え、
過酷な訓練を受け、父の仇のいる警察へと潜入するジウであったー
 
 
主役の子(ハン・ソヒ)が頑張っています。アクションも
スケバン刑事南野陽子(*3)とは比べ物にならない激しさです。
(なにとくらべてるんだ?)
他の役者もよく、カメラワークも、カット割りも頑張ってます。
スタッフ、キャストともやる気と熱量を感じました。
 
 ただ、残念ながらお話がイマイチかなと言う気がいたしました。
最初にして最大のモンダイなのが
「主人公が命がけの復讐をするほど、父親に対して思い入れが
あるように見えない」というところ。もうちょっと親子の「愛憎」
の効果的な描写があるとよかったような気がいたします。
 そして「虎の穴」(*4)のような犯罪組織のジム。
主人公が「強くなりたい」と男に混じって修行するという設定が
マンガすぎて、「お前はタイガーマスクか!」とTVに向かって
ついツッコミを入れてしまいました。
 それとネタバレになるので誰とは言えませんが、主要キャラクター
がケンカ強すぎて、格闘ゲームのボスキャラみたいになってるのが
笑ってしまいました。
娯楽アクションものなのでデフォルメも致し方なしとは思いますが
もう少しリアリティがあるとよかったのになあと思う次第であります。
 
 
次回は「D☆P ー脱走兵追跡官ー」。ついに6本連続で韓流です…(苦笑)。
 
<注釈>
*1 リッチー・ブラックモア  ディープパープル、レインボーのギタリスト。ハードロックの
              原型を作ったと言われる。
 
*2 中島みゆき聴いてメソメソ 特に「霧に走る」聴くと思い出が蘇り今でも泣きそうになる
 
*3 スケバン刑事       あるアクションVシネの現場で、主役の女の子のアクションが
              あまりにもヘナヘナでカメラマンが「お前はミナミノヨーコか!」
              と怒ったらしい。
 
*4虎の穴         「タイガーマスク」に出てくる悪役レスラー養成機関。ライオンと
              戦わせられたりする恐ろしいところ。

「地獄が呼んでいる」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#53

地獄が呼んでいる Netflix
阿覧澄史あらんすみしです。
ワタクシも還暦を過ぎ、人生の折り返し地点に入り
…いや折り返しより先に来てるな…第3コーナーぐらい?
むしろゴール前直線?
 
いずれにしても先頭の馬から30馬身ぐらいぶっちぎられて
もはやホクトヘリオスでも届かない距離で(誰も知らないか)
ヨタヨタとゴールに向かっている状態かと思われます。
 
そういやワタクシも若かりし日、競馬にハマった時期がございました。
今と変わらずビンボーだったにもかかわらず
毎週のように浅草の場外馬券売り場に通い、
G1レースとなると前夜から徹夜で指定席に並び、
週間競馬ブックを愛読しておりました。
懐かしいなあ。オグリキャップとかスーパークリークの頃でございます。
 
一番好きだった馬は「スピークリーズン」。
リアルシャダイ産駒の京成杯に勝った馬で、
引退後北海道まで見にいくほど入れ込んでおりました。
なぜ好きになったかというと、その頃友達とPOGというものを始め
初めて重賞をとったワタクシの馬だったからであります。
そもそもPOGというのはー
 
…はっ、なんの話をしてるんだ?
歳とるとつい思い出話になってしまうのでありまして
ご容赦ください。
それで何を言おうとしていたかというと、
根気がなくてネトフリチャレンジが進まないという泣き言でありました。
 
ようやくちょっと進みましたので
お送りいたします。
 
で、ホクトヘリオスというのは芦毛の追い込み馬で
いつも3着でー(後略)
 
 
ネトフリチャレンジ53 
「地獄が呼んでいる」
(2021年 韓国)
監督・脚本 ヨン・サンホ
原作・脚本 チェ・ギュソク
(1シリーズ 6エピソード)
 
現代の韓国。「お前は×月×日に死ぬ」というお化けの予告ののち
その日にちにゴリラの化け物が現れて、予告を受けた人物をタコ殴りして
焼き殺してしまう事件があちこちで発生する。
するとある新興宗教団体がこれに便乗し
「神の裁きだから、地獄に行きたくなければ入信しなさい」と
宣伝に利用し組織を拡大していく。
 
前半はこの宗教団体の意味ありげな「議長」と
妻を失ってやさぐれ気味な刑事とその娘を中心に話が進み、
後半は子供が生まれたばかりのTVプロデューサー夫妻、
宗教団体に恨みを持ち夫妻を助ける元女弁護士の話。
 
誠にざっくりではありますが、こんな話でありました。
(ほんとに?)
 
ゴリラが現れるとこのCGはよくできておりまして、迫力あります。
新興宗教集団が実はこのゴリラとは関係なくて、利用してるだけと
いう設定も単純でなくて面白いです。
 
ただ、「なんでこのゴリラが現れるのか」についての説明は
全くありません。
(「Sweet Home 俺と絶望の世界」も、「なぜ化け物になってしまうのか」
の説明はまるでなく1シリーズが終わりました。もしかしたら第2シリーズで
説明してるのかもしれませんがワタクシは続き見ないと思います。)
 
この「地獄が呼んでいる」も今年中に第2シリーズ配信らしいので
そこで説明されるかもしれませんが
次のシリーズありきの作り方はやめてほしいなと思うこの頃です。
打ち切りになったらどーすんだよ。
投げっぱなしにするな。
ちゃんと謎は回収しろ。
みんなデビッド・リンチみたいなことしていいと思ったら大間違いだぞ!
 
…失礼いたしました。
ちょっと取り乱してしまいましたが
じじいは沸点が低いので。
 
なんせワタクシも還暦を過ぎ、人生の折り返し地点に入り
…いや折り返しより先に来てるな…第3コーナーぐらい?
(文頭に戻る。 ループか!!)
 
乱文にて失礼いたしました。
 
次回は「マイネーム 偽りと復讐」です。
(うわ。またカンコク。アニュハセヨ。)
 

「賢い医師生活」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#52

Netflix 賢い医師生活
ご無沙汰いたしております。阿覧澄史あらんすみしです。
4ヶ月にわたる出稼ぎを終え
恥ずかしながらなんとかイバラキに戻ってまいりました。
(そしてこのブログにも…)
 
出稼ぎの度にネトフリチャレンジを中断するのは
ワタクシとしては断腸の思いでありまして、
今回は仕事の合間に更新させようなどと目論んでおりましたが
とんでも8分歩いて10分全くそんな暇ナシ
という状況だったのでございます。
 
先日娘の学童クラブに出す書類(就業証明)のために
試しに労働時間を計算したら、毎月380時間オーバー。
正月休みは大晦日と三が日のみで
その間も家に書類を持ち帰り作業をし、
年明けには仕事を間に合わせるために
何年ぶりかの「完徹」までする有様。
この間に還暦を過ぎたというのになにこのジジイにあるまじき仕事量。
 
さらには仕事を助けてくれていた同僚たちが
バタバタとインフルエンザや新型コロナウイルスで倒れ
隔離措置(5〜7日間)で来れなくなり、
最後は仕事のクオリティ云々より
「とりあえず感染症にかからずに仕事に行き続けること」
が目標になっておりました。
 
幸い新型も旧型も感染せずになんとか帰宅いたしましたが
寿命が縮むおもい(いや、絶対縮んだ!)でございました。
 
というわけで
じーさんの苦労話は置いときまして
しばらく仕事もないので(トホホ…)
ネトフリ100本チャレンジ再開いたします。
 
復帰第一弾であります。
どうかまたご贔屓のほど
切によろしくお願い申し上げます…。
 
ネトフリチャレンジその52
「賢い医師生活」
(2020,2021年韓国)2シリーズ
脚本 イ・ウジョン
監督 シン・ウォンホ
出演 チョ・ジョンソク ユ・ヨンソク
 
仕事忙しくて寝る暇もないといえば
大病院の先生たちはワタクシ以上に大変であります。
このシリーズはそんな大変な仕事に
真剣に取り組みつつも人生をエンジョイする
同期5人の医師の友情ともろもろの物語でありました。
 
再三再四(再五再六くらい?)申し上げているとおり
ワタクシは韓流ドラマが苦手でありますが
この作品は割とサラッと見られて
長尺(1時間半平均×24本)にもかかわらず
あっさり見終わることができました。
 
病院を舞台にしているので、やろうと思えば(フツーの韓国ドラマなら)
もっといろんな悪役が出てきて揉めまくったり
ドラマチックにできたのだろうと思いますが
そんなどぎつい悪役も出てこず、
淡々と5人の医師の日常を追っていきます。
 
患者の症状に一喜一憂し、同僚との付き合いに心を砕き
集まってメシ食ったり、家族の思いに心を痛めたり
週末には5人でバンドやったり、恋愛したり。
 
ちよっと綺麗事にまとまり過ぎてる感はありますが
韓流的に「これでもか!」と盛り上げ過ぎない
さりげない演出は非常に好感を持ちました。
ほぼ何にも起きない、癒し系韓流ドラマともいうべき作品。
 
ミソは5人が忙しい中バンド活動をしているというところで
毎回演奏シーンがあり
これがかなりちゃんと演奏しております。
 
ワタクシは全く知らない曲ばかりでありましたが
多分韓国のレトロなヒット曲なのだろうなと思います。
これが作品の見どころであり、トータルでの素朴なカラーを
醸し出していて、ミソでキモでポイントでありましょう。
(いいか悪いかは別として、バンドの紅一点チェ・ソンファが
「音痴」という設定で演奏シーンでも音痴に歌わせてるというのが
唯一韓国っぽいと思いました。日本のドラマだったら
絶対そういう設定にできないししないと思われます…。)
 
すごいことは何にも起きないが
ずっと見ていたい気分にさせる作品でありました。完。
 
次回「地獄が呼んでいる」予定しております。
やはり韓国ドラマ。
どう考えても癒し系ではなさそうです…。

「Sweet Home ー俺と世界の絶望ー」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#51

Sweet Home 俺と世界の絶望 Netflix
ネトフリ100本チャレンジも折り返し点となり
意気軒昂!
のつもりだったのですが
韓流ホラーが続いてテンション低い阿覧澄史あらんすみしです。
(韓流ホラーファンの皆様すみません。
というかそんなカテゴリーのファンがいるのかどうかはわかりませんが…)
 
今回、あまりにも書く意欲の湧くようなことが少なく
いつものようになんか身内ネタでごまかそうかとも
思ったのですが
なんだかそっちも不調で面白いことなく
(勝手なこと言ってます…)
娘に「面白いことない?」と聞いても
理解不能なクラスでの出来事を話すのみでありました。
 小学校からのスマホ連絡は相変わらず
「イノシシが目撃されたので気を付けましょう」ぐらいしかなく
(田舎にイノシシが出るのはもはや当たり前だ)
どうしましょう…。
 
さー仕方ない。
本論に入るか。
 
ネトフリチャレンジ51
「Sweet Home  ー俺と世界の絶望ー」
2020年韓国
監督 イ・ウンボク
脚本ホン・ソリ、キム・ヒョンミン、パク・ソジョン
出演 ソン・ガン イ・ジヌク イ・シオン
(1シリーズ 10話)
 
じゃ、まあネットフリックスの作品紹介でも。
 
残忍な怪物に姿を変えた人間たちが暴走し、地獄と化した街。
辛い過去をもつ高校生、そして同じ建物の住人たちは、
生死をかけた戦いに否応なく巻き込まれていく。(出典Netflix
 
えー、まあそういう話であります…。
(やる気ない!)
 
怪物がバリエーションあってグロいです。
どうして人間が怪物になるのかは明かされません。
なんだか「欲望が怪物にする」とか曖昧な情報だけ流れ
舞台であるマンションの1階以外は
どんな状況なのかわからず
全てがアバウトなまま話は進んでいくのであります。
 
主人公もいじめ問題を抱えて
自殺願望のあるキャラとして登場するのですが
なぜか住民のために必死で怪物と戦ったりします。
住人に嫌われていたヤクザも怪物と闘います。
なぜかはわかりません。
 
強欲なコンビニのオヤジとか
意地悪なバレリーナとか
謎の消防隊員女とか
イケメンやくざとか
よくわからないキャラが泣いたり喚いたり戦ったりしますが
なんで泣いたりしてるのか
ワタクシにはもはや何も感じられません。
(パンチドランカー状態か?)
 
「なんだかよくわかんねえなあ」
と言ってるうちに終わってしまったというのが
正直のところでございます。
 
あ、いかん。
最初に決めたルール7番が…。
 
<ネトフリ100本チャレンジのルール(再録)>
1 「みんなのランキング/ネットフリックスオリジナル作品人気ランキング」
  ランキング1位から順にドラマを100本見る。(アニメやバラエティは除外)
2 連続ドラマの場合、基本的に全話見る。
3 連続ドラマのオープニングとエンディングタイトルは2話以降スキップしてもいい。
4 どんなにつまらなくても最後まで見る。
5 早送りしない。
6 ブログにはネタバレを書かない。
7 コメントは作品をけなさない(なるべく)
8 ランキングが変動していた場合は、その時考える。
9 苦しくったって悲しくったってコートの中では平気なの
10 必要以上にボケない
11 ごめんなさい
 
だったのに…。
 
今からでも遅くない、
えーと、えーと
なんかフォローを。
 
・アクションとCGは迫力ある
・怪物がグロい。(こればっか)
・韓流につきものの性格悪い女が出てくる。
・子供が可愛くない。
(ダメだあ。全然フォローにならない…。)
 
えーこのブログは「個人的意見」ですので、
ネットの意見では面白かった人もいるようです。
韓流ホラーファン必見です。
ぜひ見ましょう。
 
…以上です。
 
(次回、またもや韓流です…。
果たしてワタクシ大丈夫でしょうか?)

「今、私たちの学校は…」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#50

今、私たちの学校は… Netflix
ご機嫌いかがですか。阿覧澄史あらんすみしです。
今回、ネトフリ100本チャレンジが50回を迎えました。
 
石の上にも3年。耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで
…ようやく半分であります。
 
「おせえな、まだ半分かよ」という声もありますが
半分を記念いたしまして
今まで見た50本の中から阿覧澄史あらんすみし個人的ベスト5を
発表したいと思います。
(まあ、半分ですからさっくりと行きましょう)
 
阿覧澄史あらんすみしのベスト5>
① ベターコールソウル
②アンビリーバブル・たった一つの真実
③ナルコス
⑤クイーンズギャンビット
 
次点 アンという名の少女
   このサイテーな世界の終わり
   ラスト・キングダム
 
はい。というわけで欧米ものばっかしになってしまいましたが
ワタクシの嗜好性の問題でありまして
日本なら「全裸監督」、韓流なら「愛の不時着」
あたりを推します。
なお、映画(単発)は見るのに苦労がなかったので
悔しいからランキングからは外しました。
(でも「シカゴ7裁判」は名作です)
 
それでは50回目も張り切ってまいりましょう!
張り切って…
う、韓流だけど…。
 
(正直に申し上げますとワタクシは韓国ドラマを
苦手としております。ネガティヴな感想に
なってしまう可能性がありますが
個人的感想であり、あくまでもドラマ上の手法や
演出における意図がー
(中略)
つまりオヤジのたわ言だとお聞き流しください…。)
 
 
ネトフリチャレンジその50
「今、私たちの学校は…」
2022年 韓国
脚本 チョン・インソル
監督 イ・ジェギュ キム・ナムス
出演 パク・ジフ ユン・チョンヨン チョ・イヒョン
(1シリーズ 12話)
 
そんなジャンルあるのかわかりませんが
これは「学園ゾンビもの」であります。
学校の中がゾンビだらけになります。
そして教室に閉じ込められた生徒たちの脱出劇が
メインのお話でございました。
 
ゾンビが襲ってくるシーンはなかなか迫力があります。
なんせこのゾンビ、動きが早いっていうか
走って追いかけてくるのであります。
(しかし、なぜか引き戸は開けられない)
長回しカットが多いのも臨場感があって効果的です。
 
しかも韓流でありますから
ただのホラーにはなりません。
社会問題がらみあり(ゾンビは学校のイジメ問題から生まれる)
恋愛あり、友情あり、親子愛あり、キャンプファイヤーあり、
やっぱり悪役女が出てきて意地悪をし、
コメディーリリーフのユーチューバーが出てきて
大騒ぎしたりします。
 
そしてこのゾンビの中から
生前の自我を持って行動するやつが出始めて
話がややこしくなるのでありました。
通常のゾンビ(?)は「動く死体」であって
内臓とか脳ミソとか巻き散らかしても動いてるのでありますが、
意識のあるゾンビって一体どういうメカニズムで動いてるのか
訳がわかりません
 
いろいろ納得いかないことがありますが
それが韓流なのでよしといたしましょう。
ワタクシのようにイライラして
「たき火して味噌チゲのうた歌ってないで早く逃げろ」とか
ブツブツ言ってるのは筋違いのなのであります。
 
そういうわけで今回は「今、私たちの学校は…」でした。
(ぞんざいな終わり方ですみません。これ以上書くと
諸問題が発生しそうなので…)
 
次回はなんとまたもや韓流ホラー
「Sweet Home 俺と世界の絶望」の予定です。
(とほほ…。)