配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「フラーハウス」ネトフリ100本チャレンジ#27その①

種まきした畑。ひまわりが咲く予定
阿覧澄史あらんすみしです。
昨年もお伝えしましたプチ農業、ひまわり栽培が今年も始まりました…。
 
地元NPOの「耕作放棄地の有効活用のため素人に畑仕事させようプロジェクト」
の一環でありまして、妻が勝手に申し込んだものであります。
去年は収穫するタネの大半を鳥に喰われてしまい
あまりのコストパフォーマンスの低さに愕然といたしましたが
今年はそれに懲りてやらないものと安堵しておりました。
 
しかし先日妻が「GWに種まきするからね」と突然宣言し
家族一同(ワタクシと娘)を畑に強制連行し
ひまわりの種まきが執行されたのでした。
 
今年は肥料撒きなどはNPO のおっちゃんがやってくれていて
種まきは思ったより短時間で終了しましたが
これから暑くなっての草取りなどの雑務は実質的にワタクシがやらされるのでありまして
ちょっと憂鬱であります…。
(悔しいので逐一ブログにアップしてやるー)
 
そんなこともありつつネトフリ100本チャレンジです。
 
今回は「フラーハウス」。
アメリカの国民的人気番組「フルハウス」の続編であります。
 
前回の「ベターコールソウル」がまだシーズン6配信途中ということで
これを見終わってからとも思ったのですが
そーしたら「ストレンジャーシングス」や「全裸監督」や「リバーデイル」などの
見てないシーズンも見なくてはいけなくなってしまいます。
そんなことやっててはどんどん歳をとり、痴呆気味なワタクシが
単なるボケ老人と化してしまうだけなので
とりあえず「フラーハウス」見始めることにします。
 
しかし、見始めて5分。ワタクシはようやく気づきました。
フルハウス」を全く見たことのない人間にはわからないことが
たくさんあるのだろうということに…。(気づくの遅!)
「こ、これは…。笑うべきところがよくわからん。やっぱし少し『フルハウス
見といたほうがいいかもしれん」
ということで
フルハウス」のシーズン1エピソード1から見始めたのでした。
 
フルハウス」は今更説明するまでもないかとは思いますが
アメリカの大手テレビネットワークの王道コメディドラマ。
ほぼワンセットの家の中で、家族がドタバタして
観客の笑い声がダビングされてるやつですね。
 
まさにアメリカンTV。
「ベターコールソウル」のヒリヒリ感とは対極の世界。
 
しかし安定の面白さでありまして
1話20分ちょいなのでどんどん見てしまい、
気づくとシーズン2まで終わっておりました。
87年製作のこの番組はオヤジにジャストフィット、
末娘ミシェルが赤ん坊から成長し、言葉を発し出すのが楽しく
出てくる80年代のアメリカ時事ネタや
本人を見たこともないアメリカの有名人のモノマネさえ
面白うございました。
 
一体どこまで見てから「フラーハウス」の戻ればいいのか
悩むところであります。
こんなことやってたらどんどん歳をとり、痴呆気味な…(もうこれはいいか)
 
そういうわけでネトフリチャレンジ第27弾「フラーハウス」は
本編5分しか見ておりませんが、「その2」に続きます。
看板に偽りあって申し訳ございません…。
 
 
追記
本物のビーチボーイズ登場回が面白かった。(シーズン2−6話)
まさかブライアン・ウイルソンが出てくるとは…。

「ベターコールソウル」ネトフリ100本チャレンジ#26

Better Call Soul Lewis Jacobs / Netflix

みなさまいかがお過ごしですか。

相変わらず金もなく、田舎でしみったれた毎日を過ごす

阿覧澄史あらんすみしです。(なんだこの挨拶?)

 

今日も朝から家でうだうだしており、

何気なくBSのメジャーリーグ野球中継を見ておりました。

エンゼルス大谷の先発試合であります。

 

この前見たときは、チャンネル回して見始めた瞬間に

ボカーンと満塁ホームラン打たれて即降板しておりましたが

今日はバシバシ三振とっていて「あわや完全試合」というくらいで

絶好調でありました。

特にファンというわけではないですが

大谷は野球マンガのようにばかばかしくて好きです。

 

今日面白かったのは「大量6点リードでパーフェクトピッチングしてるのに

打席に立ったらセフティバント試みて成功」というわけのわからない

ことやるとこでありました。

多分中継見てる全米および全日本の野球ファンの8割は

「意味わかんねー」とテレビの前で叫んだのではないでしょうか。

案の定全力疾走して疲れたのか次の回にヒット打たれて

6回で降板してたし…。

 

次は「先発して7点取られたけどホームラン3本打って8点取り返して

勝ち投手」とかやってほしいです。

ベイスターズに前いたウイーランドみたいに)

 

…なんだか野球ブログみたいになっておりますが

「ネットフリックス100本鑑賞チャレンジ」第26回であります。

今回は待望の(というかワタクシが待望していた)「ベターコールソウル」。

ちょうど最新シーズン6が配信されているところでもありますし

イムリーではないでしょうか。

 

「ベターコールソウル」2015年〜 アメリ

製作総指揮(Create by) ヴィンス・ギリガン ピーター・グールド

監督・脚本 ヴィンス・ギリガン ピーター・グールド 

      ゴードン・スミス トーマス・シュナウツ 

      マイケル・モリス ほか

出演    ボブ・オデンカーク ジョナサン・バンクス

      レイ・シーホーン マイケル・マン

 

               (6シーズン 63話)

 

 

数々のテレビアワードを総ナメにした傑作「ブレイキングバッド」に登場した

悪徳弁護士ソウル・グッドマンを主役にしたスピンオフシリーズ。

というか、もはや単なるスピンオフではなく

純然たる「ブレイキングバッド」の続編でありましょう。

 

まあ、続編と言ってもストーリー的には「前日譚」で

ソウル・グッドマンが「ブレイキングバッド」に

出てくる前

「いかにして駆け出し貧乏弁護士ジェームス・マッギルが

金ピカ弁護士ソウル・グッドマンになったか」

という話であります。

それに「ブレイキングバッド」の登場人物たち

(特にハードボイルド親父エルマントラウトと

麻薬カルテルの人々)が絡んでドライでハードでシニカルにしてコミカル、

独特の世界を醸し出しているのが

「ベターコールソウル」であります。

 

ワタクシ、「ブレイキングバッド」はレンタルビデオで見て

この「ベターコールソウル」はネットフリックス無料お試しで

6、7年前にシーズン3ぐらいまで見ておりましたが

今回アタマから見直しました。

2度目だから退屈するかと思いきや、面白くて止められないので

一日中見ておりました。至福であります。

田舎でしみったれた生活をしてるのも

悪くないなと思うのはこういう時でありましょう。(人としてはクズですが)

 

このシリーズの魅力はよく練れた台本と

それを受けて冒険的なカットを繰り出していく演出。

そして「完璧なヒーロー」が出てこない

「人間臭さ」全開なところにあるのではないかと思います。

 

至る所で問題を起こしては謝罪したりしなかったりしているジミーをはじめ

登場人物たちはどこかしら欠点や弱みを抱えている普通の人々です。

完全ではないごくフツーの人が、「悪」と向き合った時

それを許容するのか、拒絶するのか。

 

「悪いこと」はほんとに悪いのか?

うろたえたり、人に罪をなすりつけたり

やって反省する人もいれば、悪事を重ねる人もいる。

確信犯もいれば、知らずに手を染める人もいる。

そんなフツーの人の弱さが悲劇になり、喜劇になっていくー。

 

お、ちょっと評論ぽいこと言ってしまいましたが

単純に口八丁のスチャラカ野郎ジミーが適当なこと言って

繰り出す奇策を見てるだけでも面白いし、

メキシコの麻薬カルテルのギャングたちがドンパチやるのでアクションも十分。

おすすめの作品であります。

 

なおこの「ベターコールソウル」、現在ファイナルのシーズン6の配信が始まっており

今年中にはラストまで配信される予定だそうです。

 

ワタクシは2話まで見ましたが、安定の面白さでありました。

(強欲な奥さんが印象的なケトルマン夫妻の再登場が楽しい)

しかし作品の内容よりもソウルのボブ・オデンカークの加齢の方が心配であります。

 

「ブレイキングバッド」の設定が2008年として、シーズン6が同じ年だとすると

ソウル・グッドマンは設定45、6歳というところ。

しかしボブ・オデンカークは今年59歳で、アップのカットを見ると

明らかに老けちゃっております。このシーズン6の撮影中に心臓発作で倒れたという

ニュースもありましたし…。

この後のエピソードで「ブレイキングバッド」の主役ウオルターとジェシー

登場するという噂ですが、ブライアン・クランストンなんか今年66歳だし、

大丈夫なのだろうかと気にかかるところであります…。

 

追記

実はワタクシが一番気になっているのは、あのいい加減なソウルを見捨てることなく

寄り添い続けるお気に入りのキャラ・キム姐さんの運命であります。

「ブレイキングバッド」には出てこない人物なので、
ラストまでにはどうにかされてしまうのではないかと思うと心配で、
夜も眠れません(嘘ですが)。

 

「アンビリーバブル たった1つの真実」ネトフリ100本チャレンジ#25

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アンビリーバブル たった1つの真実 Netflix
毎度どうも。
娘が小学2年生になった阿覧澄史あらんすみしです。
成人する頃にはワタクシ70超えてるということに
恐れおののく今日この頃ですが
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 
毎年春になって娘が進級するたびに
そのことが頭をよぎるのでありましょう。
そんな心配ならネトフリチャレンジなんてやってないで
真面目に働け!…っていうハナシなんですけど
人間パンのみに生きるにあらず、人生万事塞翁が馬、一姫二太郎さんナスビであります。
??。
 
…さて、なんだかよく分からなくなったところでネトフリ100本鑑賞チャレンジであります。
今回は「Marvel パニッシャー」…
 
 
…あれ?「Marvel パニッシャー」のはずだったのですが、
ネットフリックスをいくら検索してもパニッシャーが出てきません。
どーなってんだと思って
いろいろ調べたところ、「Marvelパニッシャー」は
ディズニープラスに移籍したらしいということがわかりました。
 
ワタクシ「スパイダーマン」とか「X-men」とか
シネコンにかかるアメコミもの映画をまったく見たことない(興味ない)ので
良かったと言えばよかったのですが
見れないとなるとちょっと残念なような…。
 
ああ見たかったな「Marvelパニッシャー」。
(しかしディズニープラスと契約する気は今のところないです。)
 
 
「アンビリーバブル たった1つの真実」2019年アメリカ 
(リミテッドシリーズ 8話)
 
製作総指揮・監督 スザンナ・グラント
監督 リサ・チョロデンコ マイケル・ダイナー
脚本 スザンナ・グラント マイケル・シェイボン ベッキー・モード他
出演 トニ・コレット メリット・ウエヴァー ケイトリン・デヴァー
 
 
紆余曲折ありましたが(それほどではない)今回は
「アンビリーバブル たった1つの真実」であります。
 
ピューリッツアー賞をとった記事を元にした実話だそうで
「Marvel パニッシャー」とはずいぶん趣が違う作品であります。
レイプ被害者理解の啓蒙的な匂いの濃いドラマかな?
というイメージで見始めました。
 
最初のエピソードは、原作にフューチャーされている
(と思う。原作見てないので想像だが)少女の話だけを
追い続けます。
 
「レイプされた」と警察に連絡し、若い男の警官や
中年男の刑事たちに繰り返しレイプのディティールを語らされる
マリー。それも不審なほど淡々と。
さらに彼女が複雑な家庭で生まれ、複雑な環境で育てられた
ことが語られはじめます。そして決して「いい子」なだけじゃないことも。
 養母や警察が、残された証拠の少ないこのレイプ事件が
少女の「狂言」ではないかと疑い始めるー
 
というのが最初のエピソードのあらすじ。
雰囲気や感情を重視するタッチの演出で丁寧に作られているのが
好感でありますが、
「この調子で8本続くとしんどいなー」と危惧するワタクシでありました。
 
ところが2話目、デュパルという女性刑事(メリット・ウエヴァー)が登場してくると
話のテイストがガラッと変わってきます。
デュパルはなんだかアンニュイな喋り方をするけどやり手の刑事という
一風変わった面白いキャラクターで、
さらに3話目になると男勝りな感じの伝説の女刑事グレース(トニ・コレット)も
登場。(このキャラも面白い)
別々にレイプ事件を追っていたふたりの女刑事が出会って
タッグを組むことになり、「バディもの」の刑事ドラマっぽくなってきます。
 
 共通点のないふたりの女性刑事に唯一共通するのは、
レイプという犯罪への怒りと世の中の理解のなさに関する嘆きでありました。
 
面白いだけじゃなく
レイプにシリアスに対する刑事たちと
レイプにシリアスな人々のドラマになっているというのが
この作品のキモではないかと思います。
 
ただそれを声高に主張するのではなく、
リアルな事件をモデルにしたトゥルーストーリーという縛りがありながら
ドラマとしてうまく見せていて、ワタクシ感心いたしました。
 
また特筆すべきはキャラクターの良さであります。
アメリカにいかにもいそうな市井の人だったり、
特殊に面白い人だったり、
俳優さんが役を作り込んでる様子が見えてこれまた感心いたしました。
 
そして演出のタッチが「CSI」やら「クリミナル・マインド」やらの
定番ぽい作り方でなく、「間」を大切にした
ちょっと変わったカット尻の長さだったりするのが効果的でいいなと
思いました。
 
というわけで「アンビリーバブル」一気に観てしまいました。
8話だけのリミテッドシリーズでありますし
おすすめです。
最近「シカゴ7裁判」「マインドハンター」と面白いのが続いていて嬉しいです。
次回は待望の「ベターコールソウル」だし。
 
なんだかオジサン生きる希望が湧いてきたような…。

「シカゴ7裁判」ネトフリ100本チャレンジ#24

シカゴ7裁判 Netflix
桜もほころび始め、春めいてまいりましたが
なんだか春の憂鬱を抱えアンニュイな阿覧澄史あらんすみしでございます。
「オヤジのくせにアンニュイもねえだろう」とは思いますが
 新型コロナは未だ巷に漂い、海の向こうでは戦争が続き
古い知り合いが亡くなって葬式いったらカゼ気味になり
愛する横浜ベイスターズは「逆襲」を誓いながら開幕3連敗。
春のゆーうつには十分であります。
 
ま、ともかくネトフリ100本鑑賞チャレンジ24
映画「シカゴ7裁判」と参りましょう。
 
 
「シカゴ7裁判 (The trial of Chicago7)」2020年米
出演 エディ・レッドメイン サーシャ・バロン・コーエン
   ヤーヤ・アブ ドウル・マティーンⅡ
脚本・監督 アーロン・ソーキン
 
はっきり申し上げましょう。これは傑作です。
ワタクシ辛口というか、滅多に人のことを褒めない
自他ともに認める偏屈オヤジでありますが
そのワタクシがこの映画に関しては手放しで称賛、絶賛します。
 
このところネトフリのくだらねードラマばっかり見て(あ、口が滑って言い過ぎた…)
冷めかけていた映画への愛が甦るような思いであります。
 
大事なことなのでもう一度言います
これは傑作…(くどい。 お前はみのもんた か!)
 
何しろオープニングから素晴らしい。
主要な登場人物がシカゴに集まっていく様を
シンプルに、期待感を煽って見せ
人物紹介という必要なシークエンスをタイトル前に
過不足なくやってしまうのですからタダモノではない。
 
ワタクシ、思わず傑作の予感に打ち震えてしまいました。
ブルブルブル…。(漏らしたわけではない、そこまで老化はしてない)
 
誰だ監督と脚本は?
というわけで慌ててクレジットを調べたところ
脚本・監督は「ソーシャルネットワーク」の脚本で名を上げた
手掛けているとのこと。なるほどねえ。
 
そして映画は政府の陰謀シーンがあって裁判に突入していきます。
登場人物が集合していくところから始めると
普通は「事件」へ進むのかと思いますが
いきなり裁判から入るのも「巧い」ところであります。
 
同じ被告ながら、反戦の別グループの7人(正確には8人)の
足並みの揃わなさ(ヒッピーとインテリ坊ちゃん学生と黒人活動家と
真面目なハゲオヤジ)が面白くて、そこをフューチャーするのも
いいセンスだなと感心しきり。
 
さらに裁判は進み、意外な真相あり、陰謀あり、友情や嫌悪あり
そして
映画は感動的なラストへと進んでいくのでありました。
(当ブログはネタバレには十分気を付けております…)
 
何しろ脚本の良さが際立ちます。
実録・近代史的な映画だと大量に残っている資料に押しつぶされて
なんだかわからない映画になることも珍しくありませんが
この話を2時間ちょっとに
コンパクトにうまく、感動的にまとめ上げています。
 逆にうまくまとめ上げたということは、リアルな出来事を
端折ったり、ねじ曲げたりしてるということなのでしょう。
ソーキンさんは現代的なドラマというより、一昔前のオーソドックスな
アメリカ映画的良さを目指したような気がします。
(だからオヤジ絶賛なのか?)
 
しかしですよ、ワタクシは今こそこういう映画を万人が見るべきではないかと
思うのです。
権力や権威に屈せず、自由を守るというのは
むかしから映画が繰り返し、手を変え品を変え語ってきたことであります。
 
経済優先で政治が進み、金のために社会が動くこの時代こそ
こういう古臭い映画が必要なのではないでしょうか。
 
(なんか、変な論文の締めみたいになってしまいましたが、
 阿覧澄史あらんすみし おすすめ でございます。
 ぜひ「シカゴ7裁判」ご覧ください。)
 
(この項終わり)

「ヴィンチェンツォ」ネトフリ100本チャレンジ#23

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ヴィンチェンツォ Netflix
みなさまお元気ですか。
阿覧澄史あらんすみし でございます。
このところバイトに勤しむ毎日を送っていたためまた更新の間隔が空いてしまいました。
しかし、今回は以前のように長期にわたってネトフリチャレンジを
サボる、というようなことなく、合間をみつけて見ておりましたので
韓国ドラマ苦手」「ラブストーリー嫌い」「前歯が抜けた(これは関係ない)」
というハンデを背負いつつも「ヴィンチェンツォ」全20話無事に観終わり
ここにアップという運びになった次第であります。
わーパチパチパチ…。
ワタクシも昭和オヤジとはいえ、反省も進歩もない男ではないのであります。
ところで反省も進歩もないといえばウクライナの戦争。
21世紀にもなって武力戦闘とは、なんてアナクロなんでしょう。
 
 その昔(50年ぐらい前)小学生の頃、社会の授業で「タカ派ハト派」という言葉を教わり
ワタクシ最初「タカ派」というのが理解できませんでした。
だって「戦争はいけないことだ」と先生は教え、戦争映画は戦争の虚しさを訴え
少年ジャンプには「ハダシのゲン」が連載してたし、
「戦争はいいことだ、どんどん戦争しよう」なんて言う人は一人もいなかった。
(今だって表立ってそんなコトいう人はいないが…)
今と違ってワタクシは素直に人の言うことを信じる少年だったので
戦争は悪いものだし、賢い大人はそのくらいわかってる
なのに政治的に武力に傾く意見を持った人がいるって
バカなんじゃないかと思ったのでありました。(子供の頃のハナシよ)
 
そんな少年も人類になんら貢献するコトなく生きてはや半世紀。
あまり偉そうなことは言えませんが
政治家たちは立派なことを言い、アメリカやロシアは先進国とかいばってるのに
いまだに戦争かよと呆れるばかりであります。
物事にはウラとオモテがあり、本音と建前があることは
もう小学生じゃないから知ってはいるけど
いいかげん分れよお前ら。戦争反対!
 
…おっと、コーフンして話がマジメになってしまいましたが
「ヴィンチェンツォ」です。
 
ネトフリチャレンジ 23 
「ヴィンチェンツォ」(2021年韓国)
出演 ソン・ジュンギ チョン・ヨビン オク・テギョン
脚本 パク・ジェボム 監督 キム・ヒウォン
           1シーズン 20話
 
「愛の不時着」とかでブイブイ言わせてるスタジオドラゴン制作ということで
オープニングからイタリアロケらしき映像で、CGもふんだんに使って
お金かかってます。
 主人公ヴィンチェンツォは幼い頃韓国から養子としてイタリアに渡り
マフィアのコンシリエーレ(顧問弁護士)になっていましたが
ファミリーの跡目争い的な揉め事により、韓国に一時帰国します。
 そしてその帰国にも目的がありました。
それは急死した中国の金持ちが隠した大量の金塊を掘り出すこと。
   ところが金塊の埋まっていた雑居ビル「クムガ・プラザ」は
巨大企業グループ「バベル」の地上げ攻勢の前に
弁護士ホン・ユチャンを中心とした入居者たちが大騒ぎしており、
とても金を掘り出すどころではありませんでした。
ここまでクールに決めていたヴィンチェンツォも
たくましく庶民的な入居者たちのペースに巻き込まれてしまいます。
横暴なバベルグループとの争いに加担させられながらも虎視淡々と
金塊の掘り出しを狙うヴィンチェンツォ。
   そんな時、ホンユチャン弁護士がバベルの陰謀で殺害され
バベルのお抱え弁護士だったホンユチャンの娘・チャヨンが
間違いに気づき、父親の事務所を引き継ぎます。
ここでヴィンチェンツォとチャヨン(&クムガの入居者たち)VSバベルグループの
激しい戦いの幕が切って落とされるのであったー。
 
というのが大まかな3話ぐらいまでのストーリー。
 
このクムガプラザの入居者たちがまさに「愛の不時着」の
北朝鮮のゆかいな村の仲間たち」的なコメディリリーフの人々で
出てきた途端にハードボイルドなムードが一変します。
良くも悪くも韓流っぽいというか、スタジオドラゴンイズムなのでしょう。
(ワタクシはあまり…苦手でありますが)
 
そしてこの「ヴィンチェンツォ」は面白くしようとしてやや演出過剰ではありますが
(他の韓流ドラマに比べて)ラブシーンが控えめなのがワタクシには助かりました。
それでですねー
それで…
うーん。
 
なんかワタクシの話のピントがズレてる気がいたします…。
 
いわゆる「韓流ドラマ」と呼ばれている韓国のエンタメ系のテレビドラマは
観客を楽しませるために演出過剰を厭わない。むしろ過剰を旨としてる気がする。
ラブシーンはラブシーンを楽しみにしている層が喜ぶように
きれいに、しつこく、丁寧に、時間をとって見せている。
それが目的であり、商売だから。
だからそういうドラマを評価する基準は
商売として巧みに作られているか という視点だと思う。
 
でもワタクシはそういうのが好きではないので(むしろ嫌い)
そこに対する評価はしない。
 
なのでワタクシが韓流を語ることは意味がないということなのでありましょうか。
 
すみません。韓流ファンの皆様。
もしそういうドラマを楽しんでいて、間違えてこのブログに入り込んでしまったようなら
もうスルーしちゃってください。
韓流の魅力なんてわからないクソオヤジの戯言だと思って…。
 
というわけで作品への評価はやめときます。
評価しようとすると、どうも正しい評価にならない気がしますので。
 
ただ全20話、きっちり見ました。
これからもネトフリ100本チャレンジに韓流が出てきたら
ワタクシきっちり全部見ます。(半分泣きながらでも…)
 
最後に歌います(?)
 
きつい旅だぜ お前にわかるかい
あのトラベリンバスに 揺られて暮らすのは
 
きつい旅だぜ ニューオリンズ〜♪
 
(なぜYAZAWAなのかよくわからないまま次の作品へつづく)
 
追記
ホンユチャン弁護士役が
「梨泰院クラス」で主人公にやたら「土下座しろ」と言っていた土下座オヤジをやってた
ユ・ジェミョンという俳優さん。
「どっかで見たことあるな」とは思いましたが聞いてびっくり。まるで別人。
演じるということでは素晴らしいなあと思いました。

「ブラックミラー バンダースナッチ」ネトフリ100本チャレンジ#22

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Netflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』独占配信中
皆様おかがお過ごしでしょうか?
北京オリンピックも見ないでわき目もふらずネトフリを見ている阿覧澄史 です。
(女子カーリングはちょっと見てました…イギリスに負けたのはなんか悔しい)
 
マインドハンター」に続くネトフリチャレンジ第22弾は
「ブラックミラー・バンダースナッチ」であります。
まだ「ブラックミラー」本体のシリーズは未見なのですが
参考にしているランキングを上位から見ているので、「バンダースナッチ」を先に
見るということになりました。(1話完結なので問題なしか)
 
<みんなのランキング/ネットフリックスオリジナル作品人気ランキング>
 
このランキング、最近の人気作がなかなか反映されてこなくて
2月20日現在「イカゲーム」99位、「オザークへようこそ」80位「浅草キッド」101位
なので、この辺はネトフリチャレンジにはまだまだ登場しなさそうであります。
(ちなみに「ブラックミラーバンダースナッチ」は26位。
「ブラックミラー」は88位とはるか後方。いつになったら見れるだろうか?)
 
「ブラックミラー バンダースナッチ」2018年イギリス
出演 フィオン・ホワイトヘッド ウィル・ボールダー クレイグ・パーキンソン
監督 デビッド・スレイド 脚本 チャーリー・ブルッカ
 
この作品はネットフリックスの紹介ページに「インタラクティブ映画」と
銘打たれておりました。
「いんたらくてぃぶ?」
て何?
と思いましたが、ゲーム的なモノかと想像して
とにかく見始めました。
 
 
舞台は1984年のイギリス(ロンドン?)。
「またかよ?『マインドハンター』も『ダーク』も『ストレンジャーシングス』も
80年代でてきたよ」と思いつつ見進めます。
 
するとある箇所で字幕がスライドして上がり、画面下方に選択肢が二つ出てきます。
ここをリモコンでチョイスするとストーリーが変わってくるということらしい。
 
(ああ、そんなファミコンゲーム昔やったなあ。
「ポートピア殺人事件」とか「弟切草」とか…。
あんまり面白いのなかった気がするけど。
ゲームブックっていうのもあったよな。
…関係ないけど「燃えろ!!プロ野球3」はクソゲーだったなあ)
などと思考が飛んでいる間に選択肢をチョイスする制限時間が過ぎて
自動的に最初の選択肢がチョイスされてしまいました。
 
ー焦りました。
これが重大なチョイスだったら嫌なので
もう一回頭からやろうかとも思いましたが、
その設問が「父親の差し出すシリアルどっちか選べ『シュガーパフ』か『フロスティーズ』か」
というしょうもないモノだったので「シュガーパフ」を選んだままでスルー。
(まあこの選択はそんなに重大じゃなかったようで
「バッドエンド!」みたいなことにはなりませんでしたが…)
 
この2択を繰り返して、ストーリーが進んで行きます。
選択次第では途中で物語が終わり、影響のあった選択肢のところに強制的に戻されたり
本来のエンディングと違うエンディングに飛ばされたりするようです。
 
だからネトフリの紹介ページには「1時間30分」と書かれていますが
選択次第では3時間ぐらいかかる場合もあるようです。
…というかワタクシはひねくれモノなので、こういう選択では
大体「ハズレ」の方をひくことが多く、
あっちこっちたらい回しにされた末おんなじシーンを何度も見て(ただ同じシーンは
ダイジェストになっている)、ショートバージョンのエンディングに辿り着き、
そこからまた戻されてー。
やはり見終わるのに3時間ぐらいかかってしまいました。
まあ堪能したというか、結構たっぷり見てしまいました。
 
話としては大したストーリーではないのですが
(製作者側もそれは重要視してない感じがします)
インタラクティブならではの面白さを狙っていて
ちょっと普通のドラマにはない感覚を味わいました。
(詳しくは言えないがワタクシはそう感じました)
 
今度はどこかから脱出するとか、魔王を倒すとか
明確な目標があって、バッドエンドがわかりやすい
アドベンチャーゲームみたいなものとか、
ストーリーが練られてて、バッドエンドも「泣ける」ような
しみじみしたのも見てみたいです。
 
(第23弾に続く。ーあちゃ。次はアレか…)

 

「マインドハンター」ネトフリ100本チャレンジ#21

マインドハンターPatrick Harbron/Netflix

どーも。阿覧澄史あらんすみしです。
 
出稼ぎ仕事から帰って1ヶ月近く経ち
毎日ブラブラしているワタクシを見る妻の目が
日増しに厳しくなる今日この頃でありますが、
おかげでネトフリチャレンジの方はペースアップ。
早くも第21弾「マインドハンター」をお送りします。
 
マインドハンター」2017年 アメリカ 2シリーズ
出演 ジョナサン・グロフ ホルト・マッキャラニー アナ・トーヴ
制作(Create) 脚本 ジョー・ペンホール
監督 デビット・フィンチャー カール・フランクリン
 
このシリーズ、「セブン」デビッド・フィンチャーがメイン監督の
FBI科学捜査ものと聞き及んでおりました。
「プロファイルものかあ…一昔前に映画テレビで流行してたけど、
もうやり尽くしちゃった感があるよな」と気乗りしないワタクシでしたが
これがなかなかどうして、面白うございました。
 
70年代後半「プロファイル」ということを始めたFBI捜査官たちの話で
いうならば「FBIプロファイルことはじめ」みたいな内容であります。
セクションを立ち上げ、研究のために伝説のシリアルキラーたちに
次々とインタビューして行き、プロファイリングを実際の事件に生かしていくので
あります。
 
このシリアルキラーたちが実在の人物で、チャールズ・マンソンをはじめ
名前も設定も史実通り。
(日本だとわりとすぐ死刑になりそうな連続殺人犯が、アメリカでは「懲役250年」とか
「400年」とかで刑務所にゴロゴロいたそうな。)
殺人シーンもアクションシーンもほとんどなく、ただ刑務所で話を聞くだけの地味な
ドラマなのに何故かじんわり怖いのであります。
 
やがて主人公たちFBI行動科学課は警察から支援を依頼されて実際の連続殺人の捜査に
乗り出すのですが、それも実際に起こった事件がモチーフになっていて
すっきりしない終わり方も実に…ドキュメンタリーっぽくリアル。(ネタバレ?)
 
そういうわけで2シリーズ一気に見てしまいました。
続きが気になってネットで調べてみると
デビット・フィンチャー
「シーズン3の可能性?1・2は視聴率は悪くなかったんだけどすごくお金かかったんだ
よね。ちょっとわりに合わないからやらないんじゃないかなー。僕はやりたいんだけどね」
みたいなことを言っていました。
(70年代後半の設定なので、道を走ってる車から通行人の衣装から、地味に金かかるんだろうなあと思います。)
 
 
追記 一つだけ引っ掛かったのが、1シーズン目から毎話毎話地味にインサートされて
   「こいついつから事件に登場するんだろう」とアオリ続けた
   デニス・レイダー(実在のシリアルキラー)が、結局表舞台に立たないうちに
   終わってしまったこと。
   もう続編作らないなら、登場シーン全部カットした方がいいかも。
   (というより続編ないなら製作側もカットしたいだろうなと思いました)