配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「オレンジイズニューブラック」ネトフリ100本チャレンジ 17  その②

「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
ようやく今日見終わりました。
いやー7シーズンは長かった…
 
前回は4シリーズが始まったところまででしたが
あれから娘がZOOMでダンスレッスン受けはじめその接続係をやらされたり、
夏休みも学童クラブに行くのでその迎えやらされたり、
ロボットプログラミング教室への送り迎えやらされたり
忙しかったのであります。
(まあ、逆にそれしかしてないと言って過言ではないのだが…)
 
そう、それに
オリンピックも観なきゃいけなかったし…。
 
以前ご紹介したひまわりは、伸びるどころか
花が咲いて もはや枯れ、
先日種を収穫するとこまで行ってしまいました。
ほんとにグータラしてると月日の経つのは早い…。
(ひまわりもほっといたらほとんど種を鳥に食われ
収穫の時にはいいとこ三分の一ぐらいしか残ってなかったので
農業というより鳥の保護活動のようでありました)

f:id:sumishiaran63:20210811220648j:plain

満開時のひまわり

f:id:sumishiaran63:20210811220811j:plain

枯れて鳥に種を食われたひまわり


そんなことはさておき。
 
「オレンジイズニューブラック」4シーズン以降です。
前回マンネリというか、発展のなさに退屈を感じはじめておりました。
4シーズンのおんなじようなことを繰り返していて
(これがブログの間隔が空いた原因でもある…)
もうズルして飛ばしちゃおうかなと思いはじめた4シーズンの終わり頃
事件が始まり、物語が大きく動き出します。刑務所の暴動です。
(きっと作り手側も打開策を打ったのでしょう)
 
5シーズンは暴動編のようになり、刑務所の中は大混乱。
一応マンネリを脱し、面白くなってくるのですが
惜しむらくはカオスすぎて、女囚たちの目的がはっきりしなくて
ぐちゃぐちゃなまま終わったこと。
女囚と刑務所側の交渉とか、もっとカタルシスある感じに出来たのになあと
残念に思いました。
 
しかしこのドラマ、いろんな女たちがいろんなこと考えてて、
いろんな人生があるというのがテーマなので
それでよしとしたのでしょう。
 
囚人たちが人質にとった看守たちに「隠し芸大会」やらせると
コワモテの看守たちがホール&オーツの「リッチガール」歌ったり
二人羽織はじめたりするのは爆笑でありました。
 
5シーズンいっぱい暴動が続き、6シーズンでは暴動を起こした
登場人物たちが重警備刑務所に移って、
そこでのCブロックとDブロックの抗争に巻き込まれる話になったり
7シーズンでは刑務所運営会社が新たに作った移民収容所の話が
メインになったり、
視聴者を飽きさせないように目先を変えていっております。
 
後半は一応主人公・パイパーとアレックスのエピソードもありますが
もはや他の登場人物の話がメインになっています。
(だってパイパー面白くないし)
 
そして7シーズンも後半に差し掛かってくると(ここまで長いこと観ていると)
登場人物にも愛着というか、感情移入もしはじめ
バカなことばっかりしている女たちを許せるようになってきて
結構じわりとカンドーしたりするようになってくるのです。
 
そして最後は、途中もういいやと思っていたのに
終わるのが惜しくなってきてしまいます。
(終わってからメイキング番組まで観てしまった…。)
 
しかし、まあ、
見終わってよかった。
 
 
追記 (独り言)
テイスティのピスカテラの事件の結末、
3シーズンも引っ張ったんだから
もう少しカタルシスのある終わり方にして欲しかった。
曖昧さがリアルなんだろうけど…
池井戸潤の小説を見習ってほしい