「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
ようやく今日見終わりました。
いやー7シーズンは長かった…
前回は4シリーズが始まったところまででしたが
あれから娘がZOOMでダンスレッスン受けはじめその接続係をやらされたり、
夏休みも学童クラブに行くのでその迎えやらされたり、
ロボットプログラミング教室への送り迎えやらされたり
忙しかったのであります。
(まあ、逆にそれしかしてないと言って過言ではないのだが…)
そう、それに
オリンピックも観なきゃいけなかったし…。
以前ご紹介したひまわりは、伸びるどころか
花が咲いて もはや枯れ、
先日種を収穫するとこまで行ってしまいました。
ほんとにグータラしてると月日の経つのは早い…。
(ひまわりもほっといたらほとんど種を鳥に食われ
収穫の時にはいいとこ三分の一ぐらいしか残ってなかったので
農業というより鳥の保護活動のようでありました)
そんなことはさておき。
「オレンジイズニューブラック」4シーズン以降です。
前回マンネリというか、発展のなさに退屈を感じはじめておりました。
4シーズンのおんなじようなことを繰り返していて
(これがブログの間隔が空いた原因でもある…)
もうズルして飛ばしちゃおうかなと思いはじめた4シーズンの終わり頃
事件が始まり、物語が大きく動き出します。刑務所の暴動です。
(きっと作り手側も打開策を打ったのでしょう)
5シーズンは暴動編のようになり、刑務所の中は大混乱。
一応マンネリを脱し、面白くなってくるのですが
惜しむらくはカオスすぎて、女囚たちの目的がはっきりしなくて
ぐちゃぐちゃなまま終わったこと。
女囚と刑務所側の交渉とか、もっとカタルシスある感じに出来たのになあと
残念に思いました。
しかしこのドラマ、いろんな女たちがいろんなこと考えてて、
いろんな人生があるというのがテーマなので
それでよしとしたのでしょう。
囚人たちが人質にとった看守たちに「隠し芸大会」やらせると
コワモテの看守たちがホール&オーツの「リッチガール」歌ったり
二人羽織はじめたりするのは爆笑でありました。
5シーズンいっぱい暴動が続き、6シーズンでは暴動を起こした
登場人物たちが重警備刑務所に移って、
そこでのCブロックとDブロックの抗争に巻き込まれる話になったり
7シーズンでは刑務所運営会社が新たに作った移民収容所の話が
メインになったり、
視聴者を飽きさせないように目先を変えていっております。
後半は一応主人公・パイパーとアレックスのエピソードもありますが
もはや他の登場人物の話がメインになっています。
(だってパイパー面白くないし)
そして7シーズンも後半に差し掛かってくると(ここまで長いこと観ていると)
登場人物にも愛着というか、感情移入もしはじめ
バカなことばっかりしている女たちを許せるようになってきて
結構じわりとカンドーしたりするようになってくるのです。
そして最後は、途中もういいやと思っていたのに
終わるのが惜しくなってきてしまいます。
(終わってからメイキング番組まで観てしまった…。)
しかし、まあ、
見終わってよかった。
追記 (独り言)
テイスティのピスカテラの事件の結末、
3シーズンも引っ張ったんだから
もう少しカタルシスのある終わり方にして欲しかった。
曖昧さがリアルなんだろうけど…
池井戸潤の小説を見習ってほしい