配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「梨泰院クラス」その① ネトフリ100本チャレンジ#4

f:id:sumishiaran63:20210407194757j:plain

梨泰院クラス 
先日、所用で近所の田んぼ道をボロスクーターで走っておりましたところ、
突如エンジン音が変わり、ヒドイ爆音を出しはじめまじめました。
 
暴走族(死語?)みたいな音なので
「マフラーがイカれたか」とは思ったのですが
自分ではどうすることもできないので
とりあえずUターンしてバイク屋に向かいました。
 
すんごいうるさいです。
走りながら自分でも気分悪くなるほどうるさいので
道行くクルマが迷惑そうにこっちを見ております。
「すみません。今バイク屋行って修理しますんで」と
謝っても仕方ないので、
農家の軽トラにガンとばしてやりました。
 
「じじい。ナニ見てんだよ。殺すぞ。しまいにゃ
ゴットファーザー愛のテーマ』のクラクション鳴らすぞ。
夜露四苦!」
と時速30キロでぶっ飛ばしながら言いました。
(エンジンがうるさくて多分聞こえていません。)
 
30分後
「こりゃ、マフラー交換したら相当かかりますねえ」
バイク屋さんに言われ、泣きそうになるワタクシがおりました。
 
…そんなわけで昼前に帰宅したのでネトフリチャレンジの続きです。
 
 
 
ネットフリックスオリジナルドラマ人気ランキング4位
 
「梨泰院クラス」 1シーズン
     韓国 2020年
   原作・脚本 チョ・ガンジン 演出 キム・ソンユン
   パク・ソジュン キム・ダミ ユ・ジェミョン
 
 
ネットフリックスオリジナルのドラマを100本観るという
壮大(?)なプロジェクトもようやく4本目。
今回の「梨泰院(イテウォン)クラス」は
1位だった「愛の不時着」と並ぶ韓流の人気ドラマだそうです。
 
大都市ソウル中でもひと際ホットな街で、
小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち、
成功をつかむため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛ける。
Netflixより)
 
というのがネトフリの紹介文。
 
前にも言いましたが、韓流ドラマは苦手でありまして
まだ純愛ラブストーリーじゃなくてホッといたしました。
 
紹介文を見て想像したのは
「お洒落な町に、渥美清みたいな主人公がやってきて
関敬六とか秋野太作とか佐藤蛾次郎みたいな汚い仲間と
小汚い店を開くが、隣のスナックの綺麗なお姉さんに
浅丘ルリ子)惚れてしまい、お姉さんのパトロンのやくざと揉めて」
(…って、それじゃ寅さんだよ。)
 
 寅さんみたいな話ではなかったけれど、「梨泰院クラス」は
若者の成り上がりサクセスストーリー的な話ではなく
言うなれば半沢直樹的な復讐劇+ラブストーリーでした。
 
 
見始めて1・2話は主人公パク・セロイが高校生だった頃。
のちにセロイが復讐を誓う敵役・大手外食チェーンの会長親子との
因縁話をたっぷりと見せます。
普通のドラマだと回想にして小出しに見せるところを
時系列にして見せたのは、後々視聴者により感情移入させるためか。
 
そして本格的にストーリーが進み出すのが3話、
セロイを助ける天才少女チョ・イソが登場してからで
ようやく梨泰院のお店を繁盛させるストーリーへと入っていきます。
 
主人公に惚れてお店を助けるわがままな天才少女と
仇の会社に入ってしまう主人公の昔馴染みの女性オ・スア。
二人と主人公の三角関係のラブストーリーを主軸に
仲間たちと店を盛り立てていく様子と共に
成り上がって復讐を果たそうとする主人公のドラマは
それなりに見応えがあります。
 
しかし韓流特有のくどい盛り上げ方と
偶然の多さがちょっとしんどい。
 
全16話のうち、9話まで見て
ラストのシーンのチョ・イソ役の子のアップが初めの頃より明らか
に太ってるなあと思ったところで
この日は終了としました。
(このシーンだけ後に撮ったのだろうか?)