配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「D.⭐︎P. ー脱走兵追跡官」ネトフリ100本チャレンジ#55

DP 脱走兵追跡官 Netflix
皆様いかがお過ごしでしょうか。
還暦を過ぎ気力体力共に控えめな阿覧澄史あらんすみしでございます。
当ブログも3年目に突入し、ネトフリチャレンジに気合を入れて
取り組んでいかなくてはと固く心に誓っておったのですが、
どうもチャレンジ課題を見る気にならず、ブログが遅々として進まぬ
今日この頃でございました。
 
「季節はもう春。人間は自由に生きるべきだし、
世の中には楽しいことがたくさんあるし、見てない映画もたくさんある。
ネトフリにも面白そうな作品がたくさん並んでる。
なのになんでオレはこういったよーなものばかり見なくてはいけないんだ。
人生は短い(特にじじいには)。自由博愛平等。戦争反対!」
などと渋茶を飲みながらひとりごち。
ようやくネトフリのボタンを押すのですが
ついチャレンジに関係ないものを見てしまうという日々を
繰り返しておりました。
 
最近見たのは
プルートゥ」(アニメ全8話・鉄腕アトムのリメイク)
「スタンドバイミー」(映画・再見 子供主人公ものの名作!)
「グリーンブック」(映画 黒人ミュージシャンと白人運転手の友情もの)
「この世界の(さらに一つの)片隅に」(映画・アニメ ディレクターカット版)
戦場のメリークリスマス」(映画・再見 今見ても奇跡のような企画)
キャストアウェイ」(映画 トムハンクスの漂流もの)
ジーサンズ 初めての強盗」(映画 じじいが銀行を襲うハナシ)
「ブルージャイアント」(映画・アニメ 上原ひろみの音楽が良い)
マンガと古い映画ばっかり見てんじゃん!
 
これだけならまだ取り返しはつく(?)のでありますが
つい「グッドドクター・名医の条件」第1話を見てしまい
勢いで5シーズン全部(6シーズン目はネトフリでやってなかった)
見るという暴挙に出てしまったのであります。
(最初は面白かったけど、後の方は惰性で見ていた気がする…)
その後医者ものツナガリで「ドクターハウス」(全177話)見始めそうになったのを
どうにか堪え、今日に至る次第です…。
 
ネトフリチャレンジ55
「D.☆P. ー脱走兵追跡官ー」
2021年 韓国
原作・脚本 キム・ポトン
監督・脚本 ハン・ジュニ
出演    チョン・ヘイン ク・ギョファン キム・ソンギュ
(2シーズン 12話)
 
徴兵され入隊したアン・ジュノは普通の兵士から、
スカウトされて脱走兵追跡の部署(DP)に配置される。
そこで見たのは、普通の若者たちが閉鎖された軍隊の中で
いじめにあったり、差別されたり、
もがき苦しむ姿であったー。
 
韓国に徴兵制度があることは知っておりましたが
どう言うものなのか具体的に見たことがなくて
こういったドラマで見れて興味深うございました。
つい日本にもあって、自分だったらどうするかとか考えながら見てしまいます。
「もうじじいだから徴兵はされないだろうけど、
若い時だったらどうだろう?やっぱり軍隊は無理かなー。
徴兵拒否とかできるだろうか?」とか…。
 
この作品では、軍隊に適合できず逃亡した若者や
軍の中でのいじめ問題、ジェンダー問題、
北とのこととか出て参ります。
現実的にある軍隊内部の問題を提起しつつ
脱走兵探しのコミカルなバディもの探偵ドラマにするという
企画意図は意欲的で面白うございます。
 
難を言うと、エピソードが
「さもありなん」と思っていたことでしかなく
(昔の日本の戦争ものの映画やテレビで
見たことあるようなシチュエーションが多い気がした)
想像を超えるような現代の軍隊のリアリティのようなものは
出てこず、ちょっと肩透かしかなというところでしょうか。
 
そういうわけで、紆余曲折ありましたが
チャレンジ50本めの「今、私たちの学校は…」から
6本連続で韓流ドラマと言う試練をなんとかこなすことができました。
なんだか韓国に詳しくなったような気がいたします。
(韓国人はインスタントラーメンが好き、とかね。)
次回、ようやく洋物ドラマ「ピーキーブラインダーズ」であります。