配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「クイーンズ・ギャンビット」 ネトフリ100本チャレンジ#8

f:id:sumishiaran63:20210428092342j:plain

クイーンズギャンビット Netflix
皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつ果てるとも知れぬコロナ禍のなか
我が愛するベイスターズはボロボロに負けているので
(それについて語ると長くなるので割愛)
春だというのに気分はアンニュイ。
ちょっとペースが落ち気味のネトフリチャレンジであります。
 
それはさておき
ネトフリチャレンジ8本目となりました今回は
「クイーンズ・ギャンビット」。
クイーンズと言うから英国王室からみかと思ったらチェスの話でした。
 
 
ネットフリックスオリジナルドラマ ランキング9位
 
「クイーンズ・ギャンビット」 (リミテッドシリーズ 7エピソード)
     2020年 アメリカ 
原作ウオルター・テヴィス 監督・脚本 スコット・フランク
アニャ・テイラー=ジョイ ビル・キャンプ
 
1960年代のアメリカが舞台で
主人公ベスはプロのチェス・プレイヤー。
孤児院で育ち、用務員にチェスを教わるが
死んだ母親が数学者だった影響かメキメキと上達し
幼くしてチェスのトーナメントを席巻するようになる。
そして彼女はひたすら勝つことを目指し
女性のいないチェスの世界で戦い続けるー
 
60年代が舞台ということで実話か伝記なのかと思ったら
全くのフィクションで、30年ぐらい前に出版された小説を引っ張り出してきて
その時代設定通りに(米ソ冷戦の頃)撮ったということらしいです。
(モデルは多分伝説のチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャー(男)か?)
 
主人公が孤児院育ちとかスポ根ものの少年マンガみたいですが
ほんとにそういうむかし風の どストレートなドラマです。
何しろワタクシ、最近サブストーリーやサブキャラでごちゃごちゃして
さらにトランスジェンダー問題が出てきたりするような連続ドラマばっかり見てるので
わかりやすい展開がかえって新鮮でありました。
しかし、わかりやすいから陳腐というわけではなく、丁寧に
見る人がわかるように作ってあるという感じがして、好感を持ちました。
 
ベタなラストがかえって心に沁みますー。
 
リミテッドシリーズと銘打った続編なしの7話完結なので
お手軽にみたい方にはおすすめです。