配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

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「このサイテーな世界の終わり」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#36

このサイテーな世界の終わり Netflix
またご無沙汰してしまいました。
東京に出稼ぎ仕事に行って昼夜違わず仕事しておりました。
人生は辛く厳しいです。(ホントに)
 
そして出稼ぎ仕事に東京の厳しさを感じている茨城県阿覧澄史あらんすみしであります。
 
仕事については多くは語りませんが、
「東京キビシー!」と思ったのはまたホテルの値段が
高くなってきてるとこであります。
最近コロナ自粛から人出が戻ってきて、ワタクシが泊まるような安宿でさえ
値段がまたばか高くなってきておるのです。
特に休日前夜とかこんな××(自粛)な宿が9800円!
と思うようなぼったくり値段でありまして
「東京に宿なんかないんだから、嫌だったら泊まんなくていいよ」みたいな
空気を醸し出しております。××(自粛)なホテルのくせに!
 
あんまり頭にきたので休日前夜はネットカフェに泊まったりしてたのですが
この間仕事で遅くなって12時ごろ行った土曜日には満席で入れず、
明日も朝早いっていうのに夜中に宿探しするハメになりました。
いいトシして今夜の寝床のない心細さを味わうとは…。
仕方なくキャンセルした宿に「まだ空いてる?」などと電話して
冷たくあしらわれ、ネットで検索したら近辺の空いてる宿は
5〜6万円台。(そんなとこ泊まるぐらいなら段ボール引いて野宿するわ!)
それからネットカフェ何軒か回って断られ、
最後はタクシー飛ばして歌舞伎町のネットカフェへ行きました。
タクシー代3000円超えてました…。
「意味ねー」とつくづく思う夜でありました。
人生とはそんなものであります。(ホントかよ!)
 
 さて、出稼ぎ仕事を終えて××な茨城(いやもう自粛するこたあない。「田舎」です)に
戻ってのネトフリチャレンジは「このサイテーな世界の終わり」、
原題は「The End of the  f×××ing World」であります。
おおっ、伏字。(わざとらしい)
 
ネトフリ100本鑑賞チャレンジ36
「このサイテーな世界の終わり」2017年 2019年 イギリス
原作 チャールズ・フォルスマン
脚本 チャーリー・コヴェル
監督 ディスティニー・エカラガ ジョナサン・エントウイッスルほか
出演 ジェシカ・バーデン アレックス・ロウザー
(2シーズン)
 
 
自分はサイコではないかと悩むコミュ症な高校生の男の子と
世間に迎合できず自分に苛立つ高校生の女の子が旅する
ロードムーヴィーで
風変わりなラブストーリー。
(風変わりすぎて、ラブストーリーかどうかも断定できないが…)
 
イギリスのコミック原作のテレビシリーズで、1話20分ぐらい。
どんどん見れる。
 
イギリスっぽいオフビートなブラックコメディで
突き放したような演出と面白がったカット割がイギリスの低予算ものの
映画っぽくて格好よく、
登場人物のモノローグで進んでいくのもいかにもイギリスっぽい。
風景もイギリス。(当たり前か)
イギリス映画が好きな人には面白い作品です。
イギリスのー
ああ、もうイギリスはいいって?
すみません…。
 
ワタクシのイメージする正しいヨーロッパ映画
子供が見て
「人生はロマンティックで残酷だ」と思うようなものでありまして
これはある意味
正しいヨーロッパ映画のテイストを持ったドラマだと思います。
いくらfucking連発だろうと、グロな殺人シーンが出てこようが
精神はフェリーニと一緒なのです。ジャン・ルノアールと一緒。
格調高いのであります。(言い過ぎか…)
 
好みとしては第1シーズンで終わっても良かったかなとも
思いますが、第2シーズンも面白うございました。
おすすめ です。
 
さてネトフリチャレンジ、次回は話題作「イカゲーム」です。
「今頃イカゲームかよ」とお嘆きの方もいらっしゃると思いますが
人生とはそんなものと諦めて、次回もご高覧賜りますよう
切にお願い申し上げます。
じゃ、またね。