配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「オザークへようこそ」ネトフリ100本鑑賞チャレンジ#35

オザークへようこそ Netflix
コロナワクチン4回目の接種を打った阿覧澄史あらんすみしです。
毎度のことながら38度オーバーの熱が出て
これじゃ病気になってるのと変わらんなあという気もいたしますが
ジジイは用心しなければ…。
 
ワタクシ年取ってカラダは弱ってるらしく
先日も競輪場の特観席の急な階段の上から
バランスを崩して転落してしまいました。
(何でそんなとこにいるんだ?)
 
ヨレヨレのおじいさんでもスイスイ登ってるのに
まさかこんなとこで落ちるとはと自分でもびっくり。
年寄りが転落してるのを見た観客席のお客さんは
もっとびっくりして息を呑んでいる様子が(落ちながら)分かりました。
 
あわや大惨事かというところ
幸い頭も打たず、骨折もせず、打身だけですみ
またびっくり
(「蒲田行進曲」じゃあるまいし、階段落ちしてる場合か!)
 
気をつけようっと…。
 
さてジジイばなしはこれくらいにして
ネトフリチャレンジ、今回は「オザークへようこそ」です。
 
いつも作品セレクトの参考にしている
「みんなのランキング ネットフリックスオリジナル作品ランキング」
ちょっと見ない間に大きく変動しており
かなり下位にあった「オザークにようこそ」が29位にジャンプアップ
しておりましたので、今回はこれを見ることにいたします。
 
ネトフリチャレンジ35
「オザークへようこそ」2017~2022 アメリ
(4シーズン 44エピソード)
原案 ビル・ドゥビューク マーク・ウイリアム
脚本 クリス・ムンディ他
出演 ジェイソン・ベイトマン ローラ・リニー ジュリア・ガーナー
 
シカゴで財務コンサルタントをするマーティ・バードは
仕事一辺倒の数字バカ。
しかしその裏では経営パートナーと
メキシコ麻薬カルテルマネーロンダリングを請け負っていた。
ある日組織の男に呼び出されていくと
パートナーがカルテルの金をちょろまかしていることがバレて
殺されてしまう。
マーティは命乞いをし、出まかせにリゾート地「オザーク湖」では
もっと大規模なマネーロンダリングが出来ると持ちかける
 
マーティは命と引き換えに、家族でオザーク湖に引っ越して
莫大な額のマネーロンダリングをしなければならなくなる…
 
というのが冒頭のあらすじ
 
メキシコの麻薬カルテル絡みで
一般人が悪の世界に引き込まれるというのは
「ブレイキングバッド」に近い世界でありますが
ややコミカル控えめ。
 
マーティがアメリカの有名リゾート地の悪党たちと
麻薬カルテルの間に入ってうまくやろうとするのに
ことあるごとに殺し合いが起こり
マーティと家族が巻き込まれていきます。
そして犯罪に揉まれていくうちに
マーティとその家族が徐々に変貌していくのであります。
犯罪や殺しよりも
家族の中の方が恐ろしいことに…
 
見終わって一番心に残ったのは
女は怖い…。
おくさん怖すぎ。
でありました。
 
そうなんだよ。何年経っても
分かり合えないとこは分かり合えないもんなあ…と
夫婦のキビについて考えるワタクシ。
 
…なんだか辛気臭いドラマみたいに書いてますが
4シーズンいろいろあって飽きさせない作品でありました。
 
なかでも特筆すべきはルース・ラングモアというキャラクター!

ルース Netflix
キュートなブロンド娘なのに不良でやたらクールで
異常に口が悪い(セリフの85%に'fuckin'という形容詞が入っているような)
この子がかっこいい!
ワタクシ見ながら「マーティもっと優しくしてやれよ」と思わず呟いておりました。
 
案の定この役でエミー賞助演女優賞を獲っていて
アメリカでも人気爆発だったのでありましょう。
きっと人気が出過ぎてストーリーがルース寄りに
ねじ曲がったんじゃないかと思われるぐらいであります。
このキャラを見るだけでもこの作品を見る価値ありと申し上げておきましょう。