配信ドラマ探検記 昭和オヤジがネトフリ・アマゾン・その他の密林を征く

配信ドラマを見て批評したり感想を言ったり、ツッコミを入れたりボケたりします。

「ナルコス メキシコ編」ネトフリ100本チャレンジ#28 その2

ナルコス メキシコ編 Netflix
雨がちな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシ阿覧澄史あらんすみしは身も心もカビが生え
マタンゴのようになって生活しております。
(去年の梅雨もおんなじようなコト書いたな…)
 
せめて居室の掃除をと暇に任せて大掃除いたしましたところ、
棚の隅からなんとTSUTAYAのレンタル袋が発見されました。
そういや借りっぱなしだわ。完全に忘れてた…。
 
ラインナップは「スターウォーズ/スカイウオーカーの夜明け」
「荒野はつらいよ・アリゾナより愛を込めて」
「パブリック/図書館の奇跡」。
今年の1月4日に借りておりました。半年ちょっとかあ。
昔ですと莫大な延滞金がとられ、真っ青になっていたでしょうが
特に期限のないプライム会員ですので、延滞金はかかりません。
 
しかし我ながら毎月千円ぐらいの会費を払って放置しておく意味がわかりません。
金もないのに阿呆であります。
 
そういうわけでまだ見てなかった「スカイウオーカーの夜明け」を
久々にDVDプレイヤーを稼働させ見始めました。
スターウオーズサーガの完結編。
感想を一言で言うと「感慨深い」でありましょうか。
 
最初の「スターウォーズ」が公開された頃、ルーカスがホラ半分で言ってた
スターウォーズは全9作」というのが本当になったかと思うと
すごいと言うか、時の流れは早いと言うか…。
ラストということもあって死んだキャリー・フィッシャー
ハリソン・フォードマーク・ハミルも特別出演しております。
(あ、ハリソンフォードとマークハミルは死んでないか…)
 
CGは初期に比べると格段の進歩ですが、内容は古色蒼然スペースオペラ
でも「スターウォーズ」はそういうものなのでいいのであります。
ワタクシはこのシリーズを見ると小学生の頃図書室で読んだ
「少年少女SF全集」の「キャプテンフューチャー」や「火星のプリンセス
レンズマン」「虎よ 虎よ」などを思い出します。
ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」への最初のイメージも
そんなもんじゃないでしょうか。
 
「ハンソロ」「ローグワン」みたいなスピンオフは続くようですが
一応スターウォーズが完結してよかった、よかった。
願わくばスピンオフにミッキーマウスとかが出てこないように…。
 
余談ですがストーリーは前作「最後のジェダイ」の続きだったので
見ながらストーリーを思い出すのに苦労いたました。
やっぱりこういうシリーズ物は予習復讐が必要ですね。(復習です)
(「007ノータイムトゥダイ」を見たときも
ストーリーが完全に前作「スペクター」の続きだったので
わけがわかりませんでした。)
 
さてまたまた前置きが長くなりましたが
ネトフリチャレンジ第28弾「ナルコス」その2であります。
前回「ナルコス」はシーズン3まで見終わっていて
今回はシーズン4になるはずが単独タイトルとなった
「ナルコス メキシコ」です。
(いうならば今回全部余談かも…)
 
「ナルコス メキシコ編」2018~2021年 アメリカ 3シーズン
原案 カルロ・バーナード/ダグ・ミロ
監督 アンドレス・バイス/アマト・エスカランテ他
脚本 カルロ・バーナード/クレイトン・トゥルッセル他
 
パブロ・エスコバルアナーキーに大暴れし
血みどろの抗争、謀略、裏切りが炸裂したコロンビア編は
久々にヤクザ映画的面白さを堪能いたしました。
で、期待して見た「ナルコスメキシコ編」でありますが
正直イマイチでありました。
 
路線はコロンビア編と一緒で
実際の事件に則って、ドキュメンタリータッチな演出で
見せていくのですがどうも盛り上がらない。
 
シーズン1はコロンビア編でも話題に上がっていた
DEA(アメリカの麻薬捜査局)の捜査官キキ・カマレラの
拉致・殺害されるまでの活躍が話の中心で
ここまではまあいいのですが、
シーズン2でメキシコ麻薬カルテルを統合したミゲル・フェリクスの話に
なってくるとなんだか退屈になってくるのはワタクシだけなのでしょうか。
シーンを細かく切り貼りしてたり、説明を省略してたりして
アメリカ人は知ってることだから省略なのか?)
話がわかりにくくなるのも原因なのですが
やっぱりエスコバルに比べるとフェリクスはキャラが中途半端なのが
問題かなと愚考する次第であります。
 
そしてシーズン3、分裂し対立するカルテル
面白くなる要素はたくさんあるのですが、
どうもリアルに起こった事件にこだわっているらしく
なかなか盛り上がっていきません。
そして細かい抗争やコカインを捌く描写を説明で終わらせるようになっていき
史実ではこれからメキシコの麻薬王「エル・チャポ」が大暴れし始める
という時期で終わってしまいました。
 
「エル・チャポ」というスペイン製作のテレビシリーズが
すでにあるので、話がカブるのを避けたのかもしれませんが
製作者の興味がヤクザの争いから政治に移ってしまったような
もったいないメキシコ編でありました。
(あ、これはあくまで私見でありますので、
これから見る方はご参考の一つとしてお聞きください…
細かいフォローは大切。)
 
あ、また本論の方が短くなってしまいました。反省。

そういうわけで
次回はネトフリチャレンジ29弾「The OA」を予定しております。
見終わったらアップいたしますので時期未定。
何卒ヨロシクお願いいたします。