お暑うございます。すっかり田舎での怠惰な生活に
戻った阿覧澄史あらんすみしです。
それはまあ、快適なのでございますが
最近娘ハー子(小学3年生)が夏休みということで
頻繁にワタクシのとこにやって参り
いささか困っております。
「ヒマだー。なんかない?」と
おおざっぱに娯楽を要求されて、ワタクシは
「夏休みこそ規則正しく早寝早起き。
ラジオ体操(?)行って
ダラダラしてないで勉強しろ!
宿題やれ!
エレクトーンの発表会の練習しろ!」
と(自分のことは置いといて)威厳を込めて言う
のですが
子供というものは親の言うことなんか聞かない
ようにDNAにプログラミングされているもの
であります。
ハー子はワタクシの諫言は完全に無視して
ワタクシの書斎に入り込み
秘蔵の漫画を読み始めて居座るのであります。
(あ、ちょっとそこにいられると
エッチなシーンのあるドラマとか、
エッチなシーンしかないビデオとか
見られないんですけど…)と焦るワタクシ。
仕方なく娘ハー子に
「1時間だけテレビゲームやらせてあげるから
出てってね」とやさしく説得、
少しだけ一緒にゲームして追い返す毎日であります。
(ちなみにゲーム機は30年ぐらい前に買った
プレステ2です…)
ネトフリチャレンジその41
「グッド・プレイス」2016~2020年米NBC
原案 マイケル・シュア
監督 ドリュー・ゴダード トレンド・オドネル マイケル・シュアほか
(4シーズン 53エピソード)
エレノアが目を覚ますと、そこは
「いい場所(Good Place)」だった。
どうやら死んで天国に来たらしいが、
案内役のマイケルが言うような善行をした覚えはなく
どうやら人違いで来てしまったと気づくエレノア。
しかし、今更地獄に行きたくもなし、
「ソウルメイト」だと紹介された哲学の教授・
チディに泣きつき
天国生き残りに奮闘する。
と言うのが巻頭のストーリー。
死後の世界を舞台に繰り広げられるファンタジーコメディで
あります。
ゴリゴリのテレビコメディなので
ギャグがアメリカネタ多く、調べないと
わからない個人名がバンバン出てくるので
今ひとつ面白さがわかりません。
(字幕のヒトが苦労しているのはわかる…)
NFLのジャクソンビル・パンサーズのQB
ブレイク・ボートルズ!
と言われてもなんだかよくわかんないっす。
ワタクシ我慢して見ておりましたが
1シーズン目の中盤までで
「なんだかおとなしいハナシで面白くない」
と言う結論に達してしまいました。
「あと3シーズンどんな話があるっちゅーんだ」と
思いつつ諦めの境地に入りみておりました
ワタクシでございますが
1シーズン目の終わり頃ごろ
「今までの話はなんだったんだ」と思わせるような
どんでん返しがー。
実はここからがこの作品の本領発揮でありました。
詳しくは申せませんが
まさかの「1シーズン全部ほぼ前フリ」、
ここまでの安定の路線は仮の姿
まるで中央線沿線の小劇団の定期公演のような
無茶苦茶なストーリー展開になっていくのでありました。
おお、チャレンジャーだ。
全米三大ネットワーク侮りがたし…。
ワタクシもこの「ネットフリックス100本完全制覇チャレンジ」で
なければ絶対途中で見るのやめてたと思いますが
皆様もご高覧の機会ございましたら
ぜひ我慢して見続けていただければとお勧めいたします。
AIのジャネットがサイコーです。
(というか、制作陣が面白がって悪ノリしてて面白い)
…ところで。
ラジオ体操(夏休みに6時ごろ小学生が町会ごとに
集まって体操やってハンコもらって、
皆勤だと鉛筆とノートもらえるやつ)って
今でもやってるのだろうか?